ゆるゆるげだんけ

『げだんけ』とは、ドイツ語で『思考』という意味。ボードゲーム、特に【カルカソンヌ】というゲームの奥深さについて語っています。げだんけ。



【Carcassonne】ヨーロッパを満喫しよう!カルカソンヌ拡張マップ5種!【mini expansion】

ゆるゆるげだんけのふーたです。
カルカソンヌは毎回異なるタイル配置になるのでゲーム終了時の盤面がきれいですが、今回はマップがあるので外枠はがっちり固定されています。
このマップによってタイルが机からはみ出すことはなくなるので嬉しいですね。

そこで今回は、カルカソンヌのマップのミニ拡張(全然ミニ拡張じゃないけど)が出たということで紹介していきます!

マップの特徴

・マップが大きい
→A0サイズかな?結構大きめです。
・タイルは120枚くらい使う
→ルールブック的には拡張セットの1【宿屋と大聖堂】と2【商人と建築士】を混ぜて遊ぶことを推奨しています。
・ミープルが増える
→マップが大きくなるので、ミープルは合計9個使用します。得点用と合わせたら、合計10個ですね。
・チップがある。
→3種類の色に分かれたチップがマップ上に現れます。チップのあるマスにタイルを配置すると、チップと、そのチップに書かれている得点を得ることができます。
チップは他にも有効活用できます。
・国境は終端
→マップの端っこは終端なので、道路でも都市でも修道院でも閉じます。

ざっと、こんな感じかな?

ドイツ

f:id:fu-ta-tsu:20200410125302j:plain
・ミープルのアップグレード
→チップを4点分使うことでミープルをアップグレードできます。相手のミープルと同数の時、アップグレードされてるほうが優位に立ちます。拡張の【丘】と同じ効果ですね。
・小さな町にタイルを配置した時
①追加の手番を得る。
②2得点を得る。
③道路のスコアリングの時、その道路に隣接する小さな町があれば得点を得る。
①~③はバリアントルールとして、自由に採択してOK

ドイツマップは、おそらく最初に出た拡張マップですね。他のマップに比べてインパクトが弱いです。
ですが、カルカソンヌをドイツで味わうというのもなかなか乙なものです。


グレートブリテン

f:id:fu-ta-tsu:20200410130342j:plain
・追加の手番を得る。
→通常のタイル配置・ミープル配置の後にマン島にミープルを置くことで追加の手番を得られます。追加の手番は、自分の手番が来る度に一度だけ可能です。
マン島のミープル回収
→チップが
①すべて同じ数字のチップ
②異なる3色のチップ
が手元に揃ったら、ただちにそれらのチップを廃棄し、マン島からミープルを全て手元に戻します。

追加手番を得られる拡張マップ。
ミープルが多いからついつい追加手番を得てしまうと、気づいたら手元にミープルがいない、ということもあり得ますね。
みーんな、マン島に旅行、みたいな。

フランス


f:id:fu-ta-tsu:20200410125559j:plain
・ワインの製造
→2ポイントの同色のチップを持っている場合、ワインを製造することができる。
・ワインの販売
→①海外で販売
マップの端っこにある道路や都市にタイルを配置した場合、ワインを売ることができる。チップを廃棄し、5得点を得る。
 ②対応する小さな町に販売
小さな町にタイルを配置する時、そこに示されている品種のワインを販売することができる。チップを廃棄し、9得点を得る。

ワインが強い...特に、小さな町に売るワイン。ただ、色が対応していないと売れないので戦略性が増しますね。おそらく、売ろうとする前に小さな町をつぶされそうですが...

ベネルクス


f:id:fu-ta-tsu:20200410125628j:plain
・公開されているタイルがある。
→基本は裏向きタイルを引くが、チップを持っている場合、公開されているタイルを選んで使用することができる。

チップを使用することで公開タイルを選んで配置できます。運の要素を僅かに排除しましたが、公開タイルは20枚分なのでそこまで使えるかはわかりません。

イベリア半島


f:id:fu-ta-tsu:20200410125648j:plain
・島
島にタイルを配置した時、その島にある紋章の得点を得る。ただし、島にタイルを配置するためには、本土とつながっていなければならない。
・クッキーを作る
チップを獲得したとき、その得点を得た後、チップを別の場所に色を対応させて表で配置する。表になったクッキーがある場所にタイルを配置した場合、得点の2倍を得る。

クッキーが強いですね。ただ、色によって全く別のところへ飛ばされるのがきついです。